どんなコードがでてきてもすぐ押さえられるようにするには、ルート音の場所を覚えておく必要があります。また、アドリブソロを弾くときには、1~4弦のポジションも覚えておいた方が便利です。ここでは、指板ポジションを順番に覚える過程を紹介します。
6弦と5弦を覚える
これまで、6弦ルートのコード、5弦ルートのコード、4弦ルートのコードを説明してきましたが、特に6弦と5弦だけでも覚えておくと便利です。これだけでほとんどのコードが押さえられます。全部覚えなくても、奇数フレットだけ覚えれば大丈夫です。ここに主要な音がありますので。#や♭はそのとなりだと考えれば大丈夫です。
最低限、これだけ覚えて、そして6弦ルートのコードフォームと5弦ルートのコードフォームさえ覚えれば、全てのコードが弾けるようになります。この7個は暗記です。これでどんなコードがでてきても一応対応できるはずです。(できれば5弦1フレットがB♭も覚えると良いです)
1弦は6弦と同じ
次に簡単なところからいきます。1弦は6弦と同じなのです。なので6弦を覚えたら1弦も覚えたようなものです。これは楽ですね。
1弦はソロギターやメロディを弾く時に知ってると何かと便利です。コード弾きの場合は知らなくても大丈夫なので後回しでも良いと思います。
4弦を覚える
4弦もコードを押さえる上で重要です。ディミニッシュ系とかは4弦ルートのコードフォームが押さえやすいし音も出しやすいです。4弦は6弦を音を2フレット進ませただけですので、6弦のポジションを覚えていれば覚えやすいです。(パワーコードをイメージすると覚えやすいかもしれません)
ジャズ等のセブンスコード前提のコード進行ですと、6弦ルートで弾くよりも4弦ルートで弾く方がセブンス感がでて良い場合もあります。ここまで覚えればコードを押さえる上ではもう不自由がないはずです。手をあまり横移動させずにコードチェンジできるようになります。
3弦を覚える
3弦は、スケールを覚える上で重要になってきます。3弦のルート音を基準にしたメジャースケールやマイナースケールはよく使います。3弦のポジションは5弦の音を2フレット進ませただけですので、これも5弦のポジションを覚えていたら覚えやすいです。(これもパワーコードをイメージです)
3弦ポジションはアドリブソロを弾く時とかに知ってると便利です。
2弦を覚える
最後は2弦です。2弦ポジションも大事なのですが、どこからも相対的に覚えづらいかもしれないので最後にしました。しいて言えば、5弦ポジションのマイナス2フレットになります。
ですが、暗記した方が早いかもしれません。2弦のルート音を基準にしたスケールもよく使います。なので頑張って覚える価値ありです。
実際に覚えようと意識しながらいろんな曲を弾いていると、勝手に覚えてしまうと思いますので、気長に覚えていきましょう。今、自分が何の音を弾いているか、意識すると良いと思います。
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