スケールは、メロディやギターソロを弾くときに、とても役に立ちます。スケールの基本はメジャースケールです。キーがCの場合は、ドレミファソラシドです。これがギターの指板でどの位置になるかを覚えておくと、ちょっとしたアドリブソロ等もできて、楽しみの幅が広がります。
ギターの場合、ポジションを並行移動させればキーが変えられるので、ルートの音からの相対位置として覚えるのが良いです。
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上が6弦のルート音からのメジャースケールのポジションで、各音が何度の音かを示しています。
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こちらは、5弦のルート音からのメジャースケールのポジションで、6弦から始まる場合と同じですね。
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こちらは、4弦のルートからのメジャースケールのポジションです。2弦のところがちょっと変わってきますね。2弦だけチューニングのインターバルが違うので仕方ないです。
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こちらは、3弦のルートからのメジャースケールのポジションです。これだけでも覚えておくと、ソロを弾く時に自分が何の音を弾いているのか役に立つと思います。
こういうのをいきなり全部覚えるのは無理なので、よく使うところから少しづつ覚えるのが良いと思いますが、これだけ覚えておくと覚えやすいという点があります。それは、3度と6度の音の位置です。
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メジャースケールなので、ここでいう3度と6度は、長3度と長6度です。2弦が関与しない場合は、3度も6度も1フレットの左の下のポジションになります。そして、2弦をまたぐ場合は、3度も6度も真下のポジションになります。これだけ覚えておけば、あとは自然に覚えていくと思います。