ディミニッシュコードとは、□dimで表されるコードです。ディミニッシュコードにもトライアドとセブンスがあるのですが、ディミニッシュセブンスコードのことを略してディミニッシュと言うこともありますので、ここでもディミニッシュセブンスコードについて説明します。(トライアドは7度の音を抜くだけです)
トランスアコースティックギター
ギターの生音にリバーブやコーラスなどのエフェクトをかけられる新感覚のアコギです。見た目普通のコンパクトなアコギなのに、臨場感溢れる音が出せます。エレアコとしても使えます。
アコギ用ギターケース リュック型
おしゃれなデザインのアコギケース。リュック型なので疲れずに運べます。表面厚手のオックスフォード素材(撥水効果)と中部の12mmフォームパッドを採用し、全面的にギターを保護できます。
ディミニッシュの構成音
ディミニッシュの構成音は、短3度、減5度、減7度という短いものがオンパレードなコードです。
減7度って短7度からさらに一つ下の音で、長6度と同じなのですがセブンスコードのセブンスに相当する音なので減7度と書きます。♭♭7(フラット・フラットセブン)と書いたりもします。
このコードの凄いところは、全ての音が短3度感覚で並んでいるため、短3度や減5度、減7度をルートにしても同じ構成音になります。上の図の構成音はCdim7を想定して書いているのですが、E♭dim7、F#dim7、Adim7にもなっています。
さらに、ルートと減5度はトライトーンになっていますが、短3度と減7度もトライトーンの関係にあり、トライトーンが2つも含まれる不安定感抜群なコードでもあります。(トライトーンの詳細は、裏コード)
ではどんなコードに進行するのが合うのかというと、ルートが半音上がったマイナーコードがまずあります。上の例ですと、Cdim7→C#mという進行になります。Cdim7はE♭dim7、F#dim7、Adim7とも同じなので、この関係からEmやGm、B♭mにも行けます。
では、ギターでの押さえ方です。5弦ルートからいきます。
5弦ルートのコードフォーム
ハーフディミニッシュの短7度が減5度に替わっているだけですが、ルートを押さえる指が変わります。これもルートを中指で押さえるパターンです。
6弦ルートのコードフォーム
こちらもハーフディミニッシュと似ていて7度の音が1フレット下がるだけですが、人差し指をセーハにします。指3本で押さえられるので、ハーフディミニッシュより楽に押さえられると思います。
押さえにくい、気に入らないという場合は4弦ルートの方をおすすめします。
4弦ルートのコードフォーム
1本ずつ押さえます。ハーフディミニッシュの5弦ルートと同じ形です。
ディミニッシュコードは転回しても同じ形になるため、3フレットずらしても同じコードになります。押さえるのが難しい場合は3フレット移動してみると押さえやすかったり、開放弦を使えたりと楽になる場合があります。